税務大学とは?
みなさんこんばんわ♪
わたしは基本的にこの時間帯しかパソコンが触れません(°×°)
さて、前回非常に中途半端に終わってしまったので、今日もできるところまで書いていこうと思います♪
税務大学校は採用された人それぞれ採用局によって研修所の場所が違うと前回説明したところですが、
国税庁のHPによると、現在
東京研修所→札幌国税局、東京国税局、名古屋国税局及び沖縄国税事務所
となっております!
※ブログ掲載時点での情報(変更の可能性もあり)
上記の通り、各研修所には各県から研修生が集まり集団生活を行うこととなっています。
また、税務大学に入学する目的としては以下の通りとなります。
【研修の目的】
社会人としての良識及び公務員としての自覚を身に付けさせるとともに、税務職員として必要な知識、技術等の基礎的事項を習得させる。
~経験者としての感想~
良識及び公務員としての自覚という部分に関しては、自分の時は厳しかったので、この部分はすごく共感できます。税務職員としての必要な知識、技術等の基礎知識という部分に関しては、各税法ごとの講本があり、それらにそって担当する教授が講義してくれるスタイルで、教授の経験を踏まえ説明してくれます。プロからの説明なので、現場の経験も生かし説明してくれますが、なんせ税務大学に入学した段階では現場にも出ていませんし、講義を受けている時は、『へぇ~』というレベルです。あと、各税法や他の講義についても試験があるので(6割とれていないと再試)それらのために必死でした!後日説明しますが、再試を受けると非常に時間をロスしてしまうため必死です。あとは、教授は現場の経験を踏んだ百戦錬磨の方及び出世する方が大抵教授として名を列ねているので、クセがある方はいますし、説明がうまい人もいれば、下手な人もいるので当たりはずれがあります。ここは自分では選べないので、仕方ない部分もありますが、最終的に自分が行きたい部署(徴収・個人・法人・資産)の希望を取る際に影響してきます。もちろん自分が得意または好きな系統にいきたいですよね?
しかし、中には教授次第で所得税法が苦手になってしまったり、法人税法が苦手になってしまったりする研修生も出てしまい、将来の選択肢が減る可能性があります。
実際わたしの時の法人の教授は物凄く不評でわたしの期別では法人を苦手とする者が続出しました。わたしもその中の一人です笑
第4希望まで書くことができ、わたしの場合、①資産②徴収③個人④法人でした。
わたしは個人課税の職員として配属されたので第3希望でしたね。というのも、全体のうち、法人4割、個人3割、資産1割、徴収2割と構成されているので、いくら法人が人気がないからといっても割り振らないといけないので少なからずとも犠牲者は…笑
同期には第4希望の法人になったという者が続出しました笑
しかし、今となっては法人になっておけばよかったと思っています。税理士として仕事をする場合、基本的に相手は法人が多いからです。職場にいる時も将来性のある系統は資産→法人→個人→→→徴収でしたから。
※仮に税務大学卒業した際に、法人課税に選ばれたとしても希望を出せば転課といって、法人から資産に変われることもあるので、諦めないでください!
【研修の内容】
①税法科目②実務講義及び実地研修③簿記会計学④班別活動⑤民法、商法・会社法及び経済科目等などにより編成。
なお、1年間のうち最後の3か月については、確定申告期に税務署において実地研修を行うなど、税務署配置後の実務へのスムーズな移行を図るための実務的・実践的なカリキュラムを実施。
~経験者としての感想~
①の税法科目については、全税目(相続税、贈与税、所得税、法人税、徴収法、消費税)勉強します。この税目の中で得意な税目があれば最終的に希望を出す際に大きく影響してくるかもしれませんね♪
②の実務講義及び実地研修については、記憶にないくらいのレベルできっとどうでもよかったので割愛させていただきます笑
③の簿記会計学については、日商簿記3級、2級の取得を目指します。わたしの時の簿記の担当教授は日商簿記1級の持ち主で、お母さんみたいな人で非常にわかりやすく、大当たりの年でした。まぁ2級は過去記事のとおり落ちましたが、税務職員を目指している方はここでしっかりとっておきましょう♪知識があったとしても最終的に形として残るのは資格なので。わたしも税務の職場では日商簿記1級レベルの勉強もしていたので日商2級はわかるんですが、なんせ形として残っていないので、就職活動する際は困りましたね(泣)。商業高校で商業簿記や工業簿記をかじっているとすんなり入るかなって感じです♪もちろん、簿記をやったことない人も大丈夫です♪教授だけではなく、生徒の中で簿記がものすごく得意という変態級の人は必ずいるので、その方に教えてもらいましょう♪そういった方たちは簿記委員といって、教授のサポートする係になります笑
会計といっても財務諸表論はやらないので、簿記だけですね!財表は理論で暗記地獄なので普通科の課程であったらみんな髪の毛なくなってます笑
④の班別活動というのは、1班あたり15名程度(男2に対して女1の割合)で構成されており、1班~10数班まで班があります。いわゆる同じチームで仲間みたいなものですね。
同班同士仲良く一緒に活動しながら、勉強もするといった感じです。もちろん他班との交流もありますが、運動や勉強、時間外活動等税務大学1年という期間の中で非常に大事になってきます。班のメンバーは入れ替わることはないので、こここそ運です笑
苦手な人や変な人がいれば非常に苦しい1年になってしまいます笑
また、年齢差も今は3つまで開くのかな?確か3ダブまで普通科として採用されるので、入った段階でやや上下関係は生まれてくるかもしれません…
時たまものすごく美男美女がいるのでそういった研修生と同じ班になるとテンションだだ上がりですよね笑
班には担当教授が1人つきます。基本的にはみんないい人ですが、時たま非常にクセが強い方もおり、普通は教授と仲良くなり、土日にランチ食べに行ったり、お菓子パーティーなどしたりするようになるんですが、嫌われている教授だと、研修生からお声すらかからない場合もあります笑 実際そんな教授がいました笑
ちなみに班によっては物凄く怖い教授もいます。わたしの教授はそういった人でした笑
根はいい人なので最終的には非常に仲良くなり、友達のように接してくれましたし、何より同じ目線に立って話してくれたので人運がよかったです♪
なお、聞いた話ですが、入学説明会というのが研修所?にてあるのですが、わたしはその際金髪で説明会に臨んだので目立ってしまい、一番怖い教授のところに割り当てられたらしいです笑 説明会の段階で即行怖い教授のところと決まったらしいです笑
⑤の民法、商法・会社法及び経済科目等については、現場で今すぐ使うことではないので、予備知識として学ぶ程度でいいと思います♪あくまで試験のためと思って勉強してください。将来的に使うとすれば、この中では会社法くらいですかねぇ~そんなレベルです笑
カリキュラムの実施については、そんなことしたっけなのレベルなので割愛で笑
今はしているのかもしれませんね…
【講師の陣容】
講師陣は、優れた学識を持つ大学教授や、実務経験豊富な国税庁内の職員から選任された教育官によって構成。
~経験者としての感想~
外部講師は大学教授や学者さん等がいらっしゃいますので、クセのある方はいますが、基本的に非常に優秀かついい人が多いです。
教育官については、割愛で笑
長くなりましたが、税務大学とはおおよそこんな感じですね♪
研修生活や試験についても今日書くつもりでしたが、長くなりすぎるので次回にしたいと思います笑
では、わたしは今から税理士試験と簿記の勉強をしますので、みなさん参考にしてくださーい♪
※誤字脱字等はお許しを…